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ミニトマトプランター2株植え方の極意:失敗しないための裏技

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こんにちは!菜園ラボ運営者のベジまるです。みなさん、限られたベランダや庭でミニトマトを育てたいけど、どうせなら収穫量を増やしたいって思いますよね。特に「ミニトマト プランター 2株植え方」で検索しているあなたは、ただ植えるだけじゃなく、プロのやり方を知ってたくさん収穫したいって気持ちがあるんじゃないかなと思います。

私も昔は「2株植えてみたけど、なんだか葉っぱばっかり茂って実が少なかったな」「途中で枯れてしまって、結局あまり食べられなかった」なんて失敗を繰り返してきました。でも、実はミニトマトをプランターで、しかも2株を元気に育てるには、いくつかの絶対にはずせない「コツ」があるんですよ。

特に重要なのは、根っこが混み合って栄養を取り合わないようにすること、そして、茎を2本に増やしてたくさんの実をつける「2本仕立て」というやり方をマスターすることです。ここ、気になりますよね。この記事では、私が実際にやってうまくいった、ミニトマトの2株植えで収穫を最大にするためのプランター選びから、植え付け、日々の水のやり方、肥料のコツ、病気の予防策まで、ぜーんぶ分かりやすい言葉で紹介していきますね!

  • 2株植えに最適なプランターの選び方がわかる
  • プロも使う「2本立て」で収穫量を大幅に増やす方法がわかる
  • 失敗しやすい水やりや肥料をあげるタイミングがわかる
  • 病気や害虫を事前に防ぐための具体的な対策がわかる

🍅ミニトマト プランター 2株植え方で収穫を増やす戦略

「ミニトマト プランター 2株植え方」を成功させるためには、まずは準備と基本的な育て方で、株が元気に育つ土台を作ることが大切です。特に、根がしっかり張れるように、植え付け前から環境を整えていきましょう。

2株植えプランター選びの失敗しないコツ

ミニトマトを2株植えて、さらに多くの実をつけるために茎を2本ずつ(合計4本)育てる場合、一番大切なのはプランターの大きさです。根が伸びる場所が少ないと、水切れを起こしやすくなったり、せっかくの2株がお互いの栄養を取り合ってしまい、生育が悪くなる原因になります。

私がおすすめするのは、最低でも30リットル以上の土が入る深めのプランターです。深さは35cm以上あると理想的ですよ。素材は、軽くて扱いやすい樹脂製のもので大丈夫ですが、水がスムーズに流れ出るよう、底穴が大きいものを選んでください。深さがある樽型や長方形の大型容器だと、株と株の間隔(株間)も取りやすく、安定して支柱を立てることができます。

たくさん採れる2本立てのやり方と選び方

「2本立て(2本仕立て)」というのは、ミニトマト1株から、本来の主軸(メインの茎)のほかに、もう一本の茎を意図的に育てて、合計2本の茎で実をつけさせる技術のことです。これを2株でやると、実質4本の茎で収穫することになり、収穫量がグンと増えますよ!

2本目の茎として選ぶのは、だいたい苗の一番下についた花(第一花房)のすぐ真下から出てくるわき芽です。このわき芽だけを残し、他のわき芽はすべて小さいうちに取り除きます。こうすることで、株の力を2本の茎に集中させることができるんです。ただし、水をあげる量や肥料も多めに必要になるので、毎日の管理は少し丁寧にする必要があります。

植え付け後の水やりと肥料をあげる時期

プランター栽培は、地面で育てる畑とは違って土の量が限られているため、特に水切れに注意が必要です。水やりは、土の表面が乾いたのを確認したら、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷり与えるのが基本です。夏場の暑い時期は、朝にあげても夕方には乾いていることがあるので、朝晩2回必要になることもありますよ。

【注意】水やりが不安定だと病気の原因に

水やりが不安定だと、実のお尻の部分が黒く腐る「尻腐れ病」の原因になります。特に2株植えは水分をたくさん必要とするので、できるだけ一定の湿り気を保つように心がけましょう。

肥料(追肥)をあげ始めるタイミングは、一番下についた実が1cmくらいに膨らんだ頃です。この時期から、速く効く液体の肥料を、だいたい週に1回から10日に1回あげるようにしてください。実を甘くするためには、リン酸やカリウムという成分が多めの肥料を選ぶのがコツです。

枝の整理(わき芽かき)で大きく育てる方法

わき芽かきは、ミニトマトを育てる上で、最も大切なお手入れの一つです。特に2本立てをしている場合は、残すと決めた2本の茎以外から出てくるわき芽は、すべて取り除く必要があります。わき芽は放っておくとどんどん伸びて、葉っぱばかりが茂る「つるぼけ」の原因になり、実に栄養が回らなくなってしまうんですよ。

わき芽は、できれば5cm以下の小さいうちに手で優しく摘み取るようにしましょう。これを毎日続けることで、栄養が実の成長だけに集中し、大きな実がたくさんつくようになります。また、葉っぱが茂りすぎると風通しが悪くなり、病気や害虫の温床にもなってしまうので、こまめなわき芽かきは病気の予防にも繋がります。

支柱の立て方と誘引で安定させる方法

2株を2本立てにすると、合計4本の太い茎にたくさんの実がつくことになるので、株全体がとても重く、倒れやすくなります。だから、丈夫で安定した支柱を立ててあげることが大切です。

適切な支柱の高さと設置方法

支柱は、最終的に180cmから210cmくらいの高さがある、しっかりしたものを使いましょう。理想は、それぞれの茎(合計4本)に対して、独立した支柱を立てることです。プランターの底深くまで差し込み、ぐらつかないように固定してください。

誘引の正しいやり方

誘引(ゆういん)とは、伸びていく茎を支柱に固定していく作業のことです。茎が太くなることを邪魔しないように、麻ひもや専用のクリップを使って、「8の字結び」などでゆったりと結びつけます。誘引をすることで、茎が折れるのを防ぐだけでなく、すべての葉や実に均等に日光が当たるようになり、光合成の効率がアップしますよ。

2株植えで起きやすい病気と害虫の対策

2株植えの高密度栽培では、風通しが悪くなりやすく、病気や害虫が一度発生するとあっという間に広がってしまう可能性があります。予防策をしっかりやって、早期発見・早期対処を心がけましょう。

病気の予防と早期発見

風通しを良くすることが最大の予防策です。わき芽かきを徹底し、地面に近い部分の葉や、混み合った古い葉は適度に取り除いてください。また、毎日株を観察して、葉に黄色い斑点灰色のかびがないかチェックすることも大切です。もし病気のサインを見つけたら、すぐにその葉を取り除くなどの対策が必要です。

【ポイント】害虫対策に効果的な方法

アブラムシなどの飛んでくる害虫の侵入を防ぐために、プランター全体を細かい網(防虫ネット)で覆うのがおすすめです。また、プランターの土の表面を銀色のシート(シルバーマルチ)で覆うと、光の反射で害虫が近寄りにくくなる効果もありますよ。

もしどうしても病気が止まらない場合は、収穫を守るために、登録された農薬を使うという選択肢もありますが、必ず商品の説明をよく読んで、正確な情報は専門家にご相談の上、ご自身の判断で行ってくださいね。


💡ミニトマト プランター 2株植え方で成功する毎日の管理

ここからは、植え付け後の日々の管理で、さらに収穫量と実のおいしさをアップさせるための秘訣についてお話しします。特に「甘さ」は、ちょっとした工夫で変わりますよ。

甘くておいしい実を収穫するコツ

ミニトマトを甘くするには、最後の仕上げの管理が重要です。実が赤く色づき始めたら、水やりを少しだけ控えめにしてみましょう。植物に「少し水が足りないな」と感じさせるストレスを与えることで、果実の中に糖分がギュッと濃縮されて甘みが増すんです。ただし、水を切りすぎて株全体がしおれてしまわないように、注意深く観察してくださいね。

また、実の周りの葉っぱを適度に取り除き、果実のすべてにまんべんなく日光が当たるようにしてあげることも大切です。葉っぱも光合成で実を甘くするエネルギーを作っているので、取りすぎには注意が必要ですが、混み合った部分はどんどん整理して、風通しも良くしてあげましょう。

実がならない、花が落ちる時の対応策

せっかく花が咲いたのに実にならなかったり、実が大きくならない原因の多くは、暑さか、または肥料のバランスの崩れです。

  • 暑さによる受粉不良: 気温が35℃以上になると、花がうまく受粉できずに落ちてしまうことがあります。この場合は、日中に日よけのネット(遮光ネット)を使ってプランターへの直射日光を和らげてあげましょう。
  • 窒素過多による「つるぼけ」: 葉や茎ばかりが茂って、実に栄養が回らない状態です。この兆候が見られたら、すぐに窒素成分が多い肥料をあげるのをやめて、リン酸やカリウムが多い肥料に切り替えて、実をつける方に栄養のバランスを調整してください。

植え付けに最適な時期と良い苗の見分け方

ミニトマトを植え付けるのに一番いい時期は、外の気温が安定して15℃以上になる5月上旬から中旬です。この時期に植え付けることで、梅雨に入る前に株をしっかり成長させることができます。

良い苗を選ぶには、以下のポイントをチェックしてください。

【ポイント】良いミニトマトの苗の選び方

  • 茎の太さ: 茎が太くて、がっしりしている苗を選ぶ
  • 葉の色と間隔: 葉の色が濃く、茎と茎の間(節間)が詰まっていて、ひょろひょろ伸びすぎていない(徒長していない)ものを選ぶ
  • 最初につく花(第一花房): すでに花が咲いている、または実がつき始めている苗を選ぶと、その後の成長がスムーズです

病気や虫がついていないか、葉っぱの裏側などもよく見て確認しましょう。

収穫を終えたあとの土の再利用の仕方

ミニトマトは、同じ種類の野菜を続けて同じ土で育てると、病気が増えたり、育ちが悪くなる「連作障害」を起こしやすい野菜です。プランターの土は量が限られているので、再利用する場合は特に注意が必要です。

まず、収穫が終わったら、古い根っこや枯れた葉などの残りカスをきれいに取り除きましょう。もし、病気が発生していた土は、病原菌が残っている可能性が高いので、できれば使わずに新しい土に替えるか、徹底的に熱消毒をする必要があります。安全のため、新しい培養土を足したり、堆肥や石灰などを混ぜて土の力を回復させてあげるようにしてください。

ミニトマト プランター 2株植え方でたくさん収穫するポイント

今回は、ミニトマトをプランターで2株植えて、収穫量を最大化するための「プロのコツ」をたくさんご紹介しました。大切なのは、プランターを大きくして根の場所を確保すること、そして「2本立て」でたくさんの実をつける準備をすることです。

特に、毎日の水やりやわき芽かきといった地道な作業が、最終的な収穫量と実のおいしさを決めます。ぜひ、この「ミニトマト プランター 2株植え方」の戦略を試して、ベランダ菜園での多収穫を実現してくださいね!わからないことがあったら、またいつでも菜園ラボに遊びに来てください。

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